3.失敗は成功の素


 失敗から学ぶことは多い。というわけで、ここからは設定時に経験した失敗の話である。


 CentOSは、Red Hat Enterprise Linuxと互換することを 目指したフリーのLinuxディストリビューションである。現在(2006/11)の 最新バージョンは「4.4」。アーキテクチャは「x86_64」を選んだ。

[問題]
 インストールCD挿入後、とくにエラー画面は出ないが 「Loading usb-storage driver...」で非常に長い待ち時間がある。 そして、本来出てくるはずの「Welcome to 〜」は出てこない。 いろいろいじってhttpによるインストールは可能であることを発見。 その後、ホスト名とディレクトリも何とか探し当てた。が、 グラフィカルモードでのインストールは無理のようで、 テキストモードでのインストールとなる。何とかなりそうではあるが、 序盤でこれだけ苦労すると先が思いやられるので、インストール中止。

 SUSE Linuxは、ヨーロッパを中心に利用されているLinuxディストリビューション。 マスコットはカメレオン。現在(2006/11)の最新バージョンは「10.1」。 アーキテクチャは「x86_64」を選んだ。

[問題]
 インストールCD挿入後、「Installation」の後

「Could not find the SUSE Linux Installation CD. Activating manual setup program.」

と出る。が、画面上にインストールに関するメニューは 表示されるのでとりあえず無視。Network Cardを認識していないので まずモジュールを読み込む。Network経由で「http」からインストール。 サーバーのIP addressを聞かれるがホスト名で代用。 ディレクトリの入力までたどりついたがその後わからず、 インストール中止。

 Fedora Coreは、Red Hat Linux 9の後継として誕生した Linuxディストリビューション。最新の技術をすばやく 導入するという方針を示していて、非常に速いサイクルで カーネルやパッケージが更新される。現在(2006/11)の 最新バージョンは「6」。アーキテクチャは「x86_64」を選んだ。

[問題]
 いきなりカーネルパニック。どうしようもありません。 (インストールCDの作成に問題がある可能性も否定できないが…。) というわけで、インストール中止。


「結論」
 以上のように、上述のLinuxディストリビューションは全滅。 搭載しているグラフィックカードがOSに対応していないということが 可能性として高い。したがって、結果的にOSは「FreeBSD」となった。


 FreeBSDにも64bitのアーキテクチャがある。「amd64」である。にもかかわらず 何故、32bitのアーキテクチャにしたのか?その理由は こちらのページに集約されている。つまり、チップセットが「GeForce 7600 GS」で FreeBSDの64bitのアーキテクチャをインストールしても、X Window Systemを 立ち上げられないのである。それは冗談じゃない、ということで泣く泣く 32bitのアーキテクチャをインストールしたのである。

では、32bitのアーキテクチャなら大丈夫なのか?というと答えは△。 インストール完了後、ログインして「pciconf -lv」というコマンドを打つと ブート時に認識されたデバイスが表示される。最初にこれを実行したとき 4つも「none」になっていて認識されていなかった。(グラフィックカード、 ネットワークボード、フロッピー付随のカードリーダー、サウンドの4つ。 うち後者2つは未だ認識できておらず。)そのうちのひとつが グラフィックカード。(またもやである。)

portsを探していると「nvidia-driver」なるものを発見。試しに インストールしてみてXを立ち上げる。画面に緑と青と赤の縦筋…!! そして固まる…(T-T)。

そこで次に、インターネット上でドライバ「NVIDIA-FreeBSD-x86-1.0-9629.tar.gz」 を探し当てる。これを試してみると……、成功!!! その後、試行錯誤した結果、portsをアップグレードした後の 「nvidia-driver」を使えば問題ないことが判明した。


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